免疫グロブリンH鎖遺伝子の再構成に関与する核内因子のcDNAクロ-ニング
Project/Area Number |
01570268
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
杉山 治夫 大阪大学, 医学部, 助手 (70162906)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 免疫グロブリン遺伝子の再構成 / recombinase |
Research Abstract |
Abelsonウイルスの温度感受性変異株(ts mutant)を分離し、このウイルスでトランスフォ-ムしたマウス未熟B系細胞株を樹立し、35℃での培養では、モノクロ-ナルに増殖するが、39℃で培養すると、免疫グロブリン遺伝子の再構成が誘発される系を確立し、この系を用いて、免疫グロブリンH鎖遺伝子の再構成機構に関与する遺伝子をクロ-ニングすることを、平成元年度の研究目的として来た。先ず、免疫グロブリン遺伝子の再構成をおこしている細胞よりcDNAを合成し、他方、全く再構成を起こさない細胞から作ったcDNA間で、differentical hybcidization法で、再構成に特異的なcDNAクロ-ンの単離を試みたが特異的なcDNAクロ-ンを単離することができなかった。そこで、手法を改め、現在、subtraction法を用いて、特異的クロ-ンの単離を試みている。一方、タンパクレベルからの解析も進めて来た。recombinaseが認識すると考えられているsignal配列を合成し、この合成signal配列を用いたAffinityカラムを用いて、現在、signal配列特異的結合タンパクの精製を現在すすめている。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)