| Project/Area Number |
01646520
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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| Allocation Type | Single-year Grants |
| Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
内藤 恵吉 東海大学, 開発技術研究所, 教授 (30188859)
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| Project Period (FY) |
1989
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| Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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| Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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| Keywords | 衛星雲画像 / 面積雨量 / 地域特性 / 国際通報値 / 梅雨 / アメダス / 積乱雲 / 修正雲量 |
| Research Abstract |
本研究は全球的の広域雨量について、衛星雲画像による推定を目標としている。そのため次の2点について本年度考察を行った。 1.東南アジアにおける地上雨量測定値-重要な対象領域である東南アジアで、衛星観測に対するground truthまたは参考値として、国際的に通報される雨量デ-タを検討した。種々調査の結果、タイ国バンコク市の大学KMITLにおいて行われた降雨の特別観測を発見したので、これを利用した。TV電波の降雨による難視の研究のための10日間の観測であるが、国際通報のバンコク市の気象台観測値と比較して、きわめて重要な結果を得た。すなわちこの間に雨量は大学では気象台の14倍もの2,824mmであった。このほかの理由もあって、これは明らかに両者間の大きな地域特性の差を示す。大学は気象台と同じ平坦な地形にあり、気象台の南約20kmにある。またともに海岸から同程度の距離にある。従って地域特性には地形の顕著な差がなくても、20kmの距離差が重要となる可能性がある。東南アジアの他地域でも、同様の差異を定性的に認めうる例があるので、面積雨量に対するground truthとして国際通報値をそのまま用いるのは困難と判明した。これについてモデル実験的に検討する予定である。 2.衛星の雲と雨量-梅雨の大雨について衛星の雲量とアメダスの雨量との関係が解析された。対象領域(東西経度1.5度、南北緯度1度の長方形)において、種々臨界値を変えて雲量と地上降雨の総水量を比較したが、今までの外国の例から期待されるものよりはるかに悪い対応であった。そこで積乱雲のmature stageのみに基づく仮定を設け、一種の修正雲量を導入した。これにより良い対応を得たが、今後多くの場合について検証する。
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