未来世代へ持続可能な製品・サービスデザインにおける革新的エコデザイン戦略の実効化
Project/Area Number |
01F00013
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Architectural history/design
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
清水 忠男 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
UEDA Edilson Shindi 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 外国人特別研究員
UEDA E. S.
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | エコロジーデザイン / 工業デザイン / サービス |
Research Abstract |
本研究は、未来世代へ持続可能な製品・サービスデザインにおける革新的エコデザイン戦略の実効化をテーマとしている。その調査の過程で、当初の計画に加え、社会的な枠組みや法的な枠組みが作り手側の革新的エコデザイン戦略に対してどのように働くかについてのより詳細な調査を追加することができれば、研究がより確実なものになるにとどまらず、その成果の適用がより広範なものとなり、研究の目指す次世代への貢献がより現実のものになるということが明らかになった。そこで、調査期間を延長して、環境政策先進国であるイギリス、ドイツやオランダ、さらに開発途上国としてブラジルを訪れ、比較調査を行った。この間、イギリスのロンドン開催された7th International Toward Sustainable Product Conference及びブラジルのサンパウロで開催された1st Ecodesign Workshopに参加し、環境問題における手続きや手段について討議を行った。これらの暫定的な成果を、日本の千葉市およびブラジルのサンパウロ市において、製品購入者に対して行ったアンケート調査の結果とを照らし合わせた結果、人々は、日本、ブラジルとを問わず、環境を意識した製品の開発について積極的に評価しており、また、革新的エコデザインの導入が彼らのライフスタイルを変革すると期待していることが明らかになった。また、それらが、未来世代への持続性を社会的な枠組みや法的な枠組みがいかに基盤として取り込むかにかかっているということも、おおよそ意識され始めているように見える。この点については、目下、より詳細な分析を進行中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)