Project/Area Number |
01F00126
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Basic veterinary science/Basic zootechnical science
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
小沼 操 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MEAS Sothy 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 外国人特別研究員
MEAS S.
|
Project Period (FY) |
2001 – 2002
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
|
Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | 牛白血病ウイルス / 牛免疫不全ウイルス / 垂直感染 / 分子疫学 |
Research Abstract |
BIVの世界的な分布状況は未だ不明な点が多い。そこで海外におけるBIVなどの感染状況を知るためにトルコやザンビアにおけるBIV及びBLVの疫学調査を行った。トルコでは採取した300検体の牛血清では12.3%がBIV陽性、1.6%がBLV陽性であった。またザンビアで採取した262検体では11.4%がBIV陽性であった。ザンビアでは血清反応で陽性を示した牛の末梢血リンパ球より、PCR法によりBIVのプロウイルスを検出した。さらにPCR法により得られたpol遺伝子領域の一部の塩基配列を決定したところ、既に報告されているアメリカや日本の株と97〜100%非常に高い相同性を示した。ザンビアの分離株間でのpol遺伝子の差異は2%以内であった。 BIVのenv領域はpol領域にくらべ変異が大きく、解明が遅れている。そこで日本の4分離株について各種プライマーの組み合わせたPCR法によりenv領域の塩基配列を解析した。env遺伝子は保存領域C1〜C6、変異領域V1〜V6よりなる。これまでC2,V1,V2,C3の4つの領域(env全体の約45%)の遺伝子を明らかにした。V2領域では多くの欠損がみられた。env遺伝子の解析は引き続き実施する。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)