核融合物理に関連する高エネルギー密度プラズマに関する研究
Project/Area Number |
01F00766
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
核融合学
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
川田 重夫 宇都宮大学, 工学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
OGOYSKI Aleksandar Ivanov 宇都宮大学, 工学部, 外国人特別研究員
OGOYSKI A. I.
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Project Period (FY) |
2001 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2002: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2001: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 重イオンビーム / 慣性核融合 / 阻止能 / ビーム照射均一度 / エネルギー付与 / 高エネルギー密度 / 標的相互作用 / 燃料標的爆縮 |
Research Abstract |
重イオンビーム慣性核融合における高エネルギー密度状態の生成を目指して、1 複数の重イオンビームを重畳させたときのターゲットヘのビーム輸送とエネルギー付与分布を調べ、2 その分布の高エネルギー密度状態への影響を研究することが、本研究の目的である。高エネルギー密度プラズマの生成は、核融合研究において非常に重要であり、医療応用・物性研究等にも新たな研究領域を開く手段を与える。 昨年度までに以下の点について成果を得た。1、重イオン1粒子の阻止能を計算するコード他を開発。2、重イオン慣性核融合炉内での重イオンビーム輸送に関連し、有効なビーム中和方法を提案した。3、ビーム内粒子分布を考慮し標的へのエネルギー付与分布を計算する解析コードを開発、これらの成果により、標的となる物質に複数本の重イオンビームが照射した際のエネルギー付与分布を求めることができる。1本の重イオンビーム内の粒子エネルギー分布、ビームエミッタンス、収束度など指定することで、現実的なエネルギー付与分布が得られるようになった。 今年度はこのコードを用いて、標的内のエネルギー付与分布とビーム配置等のビームパラメータとの関係を調べた。今年度得られた成果は以下の二つにまとめられる。1,重イオン慣性核融合燃料標的を均一に爆縮させるために必要なビーム照射不均一を実現する方法を見つけたこと。直接照射型の爆縮方式でも、ビーム本数を32本程度以上用いることで均一なビームエネルギー付与が可能であることが示された。2,複数本のイオンビームを任意形状の物質に照射し、そのエネルギー付与分布を計算できるようになった。これにより、生体や材料にイオンビームを照射した際の詳細なエネルギー分布状態がわかり、高エネルギー状態の応用範囲が広がった。 本研究テーマの当初の目的に加えて、上記2のような成果も得られ、本研究は有意義であった。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)