トンブリー朝、初期ラタナコーシン朝(1768-1854)タイにおける対清関係
Project/Area Number |
01J04913
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Asian history
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
増田 えりか 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2001 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | トンブリー朝 / 初期ラタナコーシン朝 / 朝貢関係 / 前近代シャムの華人 / 初期ラタナューシン朝 / タイ / シャム前近代史 / 清朝の対外関係 |
Research Abstract |
平成15年6月31日から8月4日、9月22日から11月4日の期間において、タイ国立図書館古文書室、タイ国立公文書館において、トンブリー朝(1768-1782)、初期ラタナコーシン朝期(1782-c.1854)のシャムの未公刊史料を閲覧した。閲覧した史料の内容は、主として該当時代のシャムにおける対中交渉、華人の社会的活動、シャムの対外関係一般に関するものである。これらの史料のうち特に重要なのは、第一にシャムの対中朝貢終了期にあたる1840年代から1850年代にかけての、シャムの対外関係に関する史料である。対中関係をも含むこれらの史料は、シャムが中国と西欧列強との政治的な衝突をどのように受け止めた結果、中国との伝統的な朝貢関係を停止する判断を下したのかを知る上で欠くことのできない史料である。また第二に、初期ラタナコーシン朝時代のシャムの華人層の社会的活動を記した史料群も重要である。華人人口の国内における増加とその社会的活動の発展が、シャムの支配者層の対中観にどのような影響を与えたのかを今後分析していく必要がある。 また上記の期間中、10月13日から19日の間は、台湾故宮博物院図書文献館において、档案史料を閲覧した。同図書館において閲覧した史料のうち最も重要なものは、1767年のアユタヤの崩壊後から1782年の現王朝成立時にかけてのシャムの対中交渉を記した一連の史料である。これらには、シャム側の王朝年代記等の史料に記載されていない当時のシャムの政治的状況が記されているため、上述したシャム側史料ともあわせ検討していくことによって、該当時代のシャムの政治史、対外交渉史を構築する際に重要な役割を果たすと思われる。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)