RNA helicase Aの転写活性化最小領域に結合する因子の同定と機能解析
Project/Area Number |
01J09562
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Functional biochemistry
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
荒谷 聡子 筑波大学, 農学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | RNA helicase A / 転写 / 転写活性化ドメイン / 疎水性アミノ酸 / トリプトファン / MLE |
Research Abstract |
転写コアクチベーターCREB binding protein(CBP)/RNA Helicase A(RHA)複合体は様々な転写因子と結合し転写統合装置として多くの生命現象に関与していることが示されている。申請者はRHAの転写活性化最小領域領域(MTAD)を50アミノ酸に決定し同領域を介してPol IIと複合体を形成すること、その結合および転写活性化にはトリプトファン残基が重要であることを見いだした。また同領域は種を越えて保存された重要な機能をもつドメインであると考えられ、その解析は様々な因子の転写活性化機構の解明にもつながる可能性がある。そこで本研究ではMTADを介した転写活性化メカニズムの解析を目的とした。 1.トリプトファン残基の作用機構の解析 MTADと結合因子の相互作用および転写活性化におけるトリプトファンの作用機構を明らかにするため、MTAD内のトリプトファンを疎水性のロイシン、ベンゼン環をもつフェニルアラニンにそれぞれ置換した変異体を作製し転写活性化能への影響を検討した。トリプトファンをアラニン、ロイシンに置換した変異体は転写活性化能が低下していたが、フェニルアラニンに置換した変異体では影響が見られなかった。またフェニルアラニンに置換した変異体のみがPol II結合能を有していた。これらのことからMTADを介したPol IIのリクルートおよび転写活性化にはトリプトファン残基のベンゼン環が重要であることが示唆された。 2.MTADの個体レベルでの機能解析 MTADの機能を個体レベルで検証するため、RHAのショウジョウバエのホモログであるMLEのMTADを欠失した変異体のTransgenic flyを作製した。MLEは雄の生存に必須であるためnull mutantではホモの雄は致死である。Transgenic flyを用いて雄の生存能に対するMTAD機能を検討していく。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)