比較の手法によるイスラ-ムの都市性の総合的研究(総括班)
Project/Area Number |
02207108
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
板垣 雄三 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (10014458)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 雄三 東京外国語大学, アジアアフリカ言語文化研究所, 教授 (20014508)
斯波 義信 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00039950)
佐藤 次高 東京大学, 文学部, 教授 (10012981)
湯川 武 慶応義塾大学, 商学部, 教授 (80051663)
後藤 明 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50079224)
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Project Period (FY) |
1988 – 1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥24,300,000 (Direct Cost: ¥24,300,000)
Fiscal Year 1990: ¥24,300,000 (Direct Cost: ¥24,300,000)
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Keywords | イスラ-ム / 都市論 / 研究計画の運営・調整 / 研究連絡・広報活動 |
Research Abstract |
本研究計画は最終年度にあたり、総括班の連絡と調整のもとに研究活動のとりまとめが行なわれた。具体的には1.研究会の開催:公開性を原則とし、研究班組織にとらわれず、また研究分担者以外の研究者も参加した多様な形式の研究会が組織され成功した(3年間に191回)。とくに総括班の機能性を発揮して、クウェ-ト危機、地震、都市環境に関するセミナ-など現実の問題に即応した研究会がもてたことも成果のひとつである。 2.第2回国際会議(中近東文化センタ-との共催 12月27〜29日)を開催し国際共同研究を充実させた。 3.成果の流通:共同研究の新しいモデルとして、研究分担者や関連研究者に研究成果を迅速に公開することを目的とした出版活動も順調に行われた。3年間の出版物は231点になる。 4・成果の公開性:特に今年度は研究成果の社会的還元のために、大学院生・学部学生を対象としたサマ-・スク-ル(7月23〜27日)を、一般市民を対象とした講演会を各地(仙台・大阪・福岡など)で開催した。1991年2月11〜12日の「大学と科学」公開シンポジウムー都市文明イスラ-ムの世界ーにも全面協力した。 2.全体の研究活動のとりまとめとして全体集会(12月1〜2日)を開催し、共同研究・比較研究の総括がなされた。また、招へいしていたDale F.Eickelman、Hassan Hanafiの両氏より国際的見地からの評価ととりまとめに対する助言をうけた。3月23日には本研究のしめくくりの研究会を予定している。 5.新たな理論枠組みに基づく研究成果のとりまとめとして、研究分担者全員および関連研究者が執筆に当たる『事典「イスラ-ムの都市性」』、『イスラ-ム都市研究史ー歴史と展望』、『イスラ-ム都市から世界史をみなおす』等の刊行が準備されている。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)