わが国のIGBP研究推進のための組織化と国際対応の検討
Project/Area Number |
02354004
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
生態学
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
大島 康行 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (40063250)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角皆 静男 北海道大学, 水産学部, 教授 (00001587)
小川 利紘 東京大学, 理学部, 教授 (70011616)
内嶋 善兵衛 お茶の水大学, 理学部, 教授 (70193886)
樋口 敬二 名古屋大学水圏科学研究所, 教授 (50022512)
吉野 正敏 筑波大学, 地球科学系, 教授 (60015956)
|
Project Period (FY) |
1990
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
|
Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
|
Keywords | 国際学術連合(ICSU) / 地球圏ー生物圏国際協同研究計画 / 物理・化学・生物過程 / 相互作用 / 日本のIGBP実施計画案 / 気圏,陸圏,水圏,生物圏相互作用 / 地球変化の研究 |
Research Abstract |
国際学術連合は地球圏ー生物圏国際協同研究計画(IGBP)ー地球変化の研究ーを1990年から10年計画で実施することを決め,1990年9月パリで開かれた第二回IGBP科学諮問委員会で(1)The international Global Atomospheric Chemistry Project(IGAC),(2)Joint Global Ocean Flux Study(JGOFS),(3)Biospheric Aspects of the Hydrogical Cycle(BAHC),(4)Global Change and Terestsial Ecosystern(GCTE),(5)Past Global Change(PAGES)の5つの課題を実施することを決めた。わが国でもこれらの課題を考慮しつつ日本の研究課題を検討し,最終的に(1)大気微量成分の変動および生物圏との交換(2)海岸における物質循環と生物生産(3)陸上生物群集への気候変化の影響(4)大気圏・水圏・陸圏と生物圏の相互作用を考慮した気候解析とモデリング(5)環境変化のモニタリング(6)古環境の変遷,(7)地球環境と人間活動の相互作用の7研究領域で研究を進めることとし,研究内容とその組織について検討し,最終案を作成後,具体的に研究を進めることとなった。 また,IGBPから送付された資料を印刷し,関係各方面に配布し,国際的な計画を衆知することに務めた。とくに本年度はReport9〜15までと資料が多く,そのため印刷費の支出が増大した。 班員は国際的な課題ごとに積極的に交流をはかり,国際対応を今後積極的に行うための基礎づくりに努力した。また国際課題ごとに国内の対応小委員会を設ける努力も行なった。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)