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咬合力並びに摂取食物の性状と叢生歯列との関連性について

Research Project

Project/Area Number 02454476
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 小児・社会系歯学
Research InstitutionTokyo Dental College

Principal Investigator

町田 幸雄  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (20085715)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 関口 浩  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (00112798)
長谷川 浩三  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (30189526)
藤居 弘通  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (00173394)
Project Period (FY) 1990 – 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
Fiscal Year 1992: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1991: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1990: ¥4,900,000 (Direct Cost: ¥4,900,000)
Keywords永久歯排列状態 / 咬合力 / 摂取食物の性状 / 側貌頭部X線規格写真 / 筋電図 / 歯冠近遠心幅径 / 摂取食物 / 叢生歯列 / 正常歯列
Research Abstract

最近の小児の食生活は硬い食品を避ける傾向にあり、そのために顎が小さくなり、不正咬合の増加を来しているといわれている。そこで、この点を明らかにする目的で、最近乳歯、永久歯の早期喪失を来たすことなく永久歯列となった小児67名とその保護者について調査を行った。調査対象は3歳時より2カ月間隔に印象採得を行い永久歯列において正常歯列、空隙歯列、叢生歯列に移行した小児である。これらの小児について乳児期、幼児期、学童期並びに現在の食生活及び家族の歯列の状態について調査した。また最終観察時における歯列模型および側貌頭部X線規格写真の計測、最大咬合圧の測定、筋電図による分析を行い、各歯列の比軟検討を行った。咬合力の計測は左右側の上下顎第一大臼歯部並びに第一小臼歯部について最大咬合力の測定を行った。その結果、平均値についてみると叢生歯列に移行した症例の最大咬合圧は正常歯列並びに空隙歯列の症例に比べ低い値を示していた。一方最大かみしめ時の側頭筋前腹及び咬筋の筋電図による調査結果では、正常歯列、叢生歯列、空隙歯列の各群間において殆ど差異が認められなかった。側貌頭部X線規格写真の計測では、各計測項目の中で上顎の歯槽基底部の大きさについて空隙歯列、正常歯列、叢生歯列の順に小さくなる傾向が認められたがその他の部位については特に差異は認められなかった。また、成長発育期における食生活の調査では、正常歯列、叢生歯列、空隙歯列の各群間に特に差異は認められなかった。模型計側では、歯冠の近遠心幅径の総和は上下顎ともに叢生歯列が最も大きく、歯列周長は上下顎ともに叢生歯列と正常歯列の間には殆ど差異が認められなかった。また叢生歯列の小児において父親の歯列が不正であったものは、正常群、空隙群より有意に多かった。以上の結果より、叢生歯列の発現は、摂取食物の硬軟とは殆ど関係なく、むしろその他の因子によるものが大きいと思われた。

Report

(3 results)
  • 1992 Annual Research Report
  • 1991 Annual Research Report
  • 1990 Annual Research Report

URL: 

Published: 1990-04-01   Modified: 2016-04-21  

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