Project/Area Number |
02F00275
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Laboratory animal science
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
三浦 智行 京都大学, ウイルス研究所, 助教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KOZYREV IOURI LEONIDOVICH 京都大学, ウイルス研究所, 外国人特別研究員
KOZYREV Iouri Leonidovich 京都大学, ウイルス研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | エイズ / 動物モデル / アカゲザル / HIV / SIV / SHIV |
Research Abstract |
【目的と意義】エイズの原因ウイルスであるHIV-1は、ヒトとチンパンジーにしか感染しないことから、アカゲザルに感染するSIVmacとHIV-1を組み合わせたウイルス(SHIV)とアカゲザルを用いたエイズの感染モデル系が確立されている。これまでにアカゲザルに種々の病態を呈するSHIV株が得られているので、強毒・弱毒SHIV分子クローンについて遺伝子レベル・培養細胞レベル・感染個体レベルで統合的に比較解析することによりSHIVの病原性に関与する素課程を明らかにし、エイズの感染病態への理解を深める事を目的とする。【材料と方法】強毒SHIV分子クローンと弱毒SHIV分子クローンの塩基配列を比較し、変異部位を部分的に交換した分子クローンを作製し、培養細胞レベルでの性状および感染サルでの病態やゲノム変異について比較解析を行なった。【結果】培養細胞レベルでの性状解析結果からウイルスゲノムの5'側と3'側に独立にウイルス増殖を増強させる変異が存在することが示された。弱毒・強毒クローンについて5'側と3'側の約半分ずつを組み換えたウイルスをサルに接種したところ、各々1/2頭で強毒型の病態が観察され、強毒型を示したサルの血漿中のウイルスの全ゲノム解析から、5'LTR下流の非翻訳領域の1ケ所の塩基置換とenv-gp41領域の2カ所のアミノ酸変異がin vivoでの病原性に重要と考えられた。さらに、nef遺伝子領域の特定の2ヶ所に新たな変異が起こることが発症に向かって重要であることが示唆された。【考察】今回、SHIVの病原性に影響を及ぼすウイルスゲノム上の変異が3つの素課程としてクローズアップされたと考えられる。今後、それぞれの素課程が感染個体レベルでの病原性に与えるメカニズムの解明に向けて研究を進めたい。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)