東京・東北部の住宅地域の再開発手法-東京の京島2丁目地区におけるケーススタディ
Project/Area Number |
02F00338
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TAIRA ALONSO jin javier 東京大学, 生産技術研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 再開発手法 / 京島 |
Research Abstract |
データの収集と法律の研究 スペインの歴史的な建物を守るための法律と、日本で研究してきた街にモデルとして適用可能なその他の法律について研究してきました。さらに日本の都市に関する法律も研究し、都市公団(Research Institute of Urban Development Corporation, Tokyo)など複数の専門家の意見も伺いました。東京都が以前に行った京島の調査・研究の資料と、この地区の歴史的な変化を分析するための航空写真を集めました。 京島のカタログ制作のためのフィールドワークの準備として、地元の街づくりの関係者と会議を行いました。墨田区役所のまちづくり事業推進本部の課長、京島の町会長、京島協議会の皆さんです。フィールドワークの実施にあたり、町会長、と隣組のみなさんにアンケートと調査実施のお知らせを配布しました。フィールドワークで収集したデータは約800軒分の建物の外観写真と、京島2丁目の住民全員に対する街づくりに関するアンケートです。 これからは収集したデータとアンケート結果を整理して本にまとめます。さらに京島2丁目の新しい建物のプロトタイプと、そのデザインコードを提案するため、収集したデータの分析を行います。後日成果をまとめ、住民の方々とパネルディスカッションを行う予定です。その結果をふまえたうえで、再度成果をまとめてメディアへ公開します。古い街を保存するための具体的なデザインの規制は日本には殆どありませんが、スペインなどの西欧諸国にはたくさんあります。本研究は日本でのこのような街づくり手法の先駆けとなるものと思われます。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)