Project/Area Number |
02F02325
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
熱工学
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
増岡 隆士 国立大学法人九州大学, 大学院・工学研究院, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TAN W.C. 国立大学法人九州大学, 大学院・工学研究院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2004: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 多孔質体 / 熱物質移動 / 流動 / 粘弾性流体 / 分数次微分 / Ca^<2+>スパーク / 非フーリエ拡散 / 血液流分岐 |
Research Abstract |
非線形熱流動特性の研究を行い,本年度は,最終年度として,粘弾性流体の熱対流の安定性とその非線形特性について検討を行い,研究目的に沿って次のような成果を得た. (1)多孔質内平板近傍粘弾性流体の過渡熱運動量拡散の研究 多孔質内粘弾性流体の運動に対して,非定常粘弾性効果の存在によって流体運動は接壁面の早い運動に追随応答できず,とくに運動初期においては速度分布に壁面で不連続ジャンプを生じて固体的挙動を示すこと,かつ粘弾性効果の波及に及ぼす多孔質構造体の減衰作用あるいは熱拡散における粘弾性および粘性消散の影響について解明を行った. (2)粘弾性流体の渦および熱拡散の研究 粘弾性流体の熱伝達を伴う攪拌混合などプロセスにおける渦流れの速度および温度場の解析に対して,分数次微分モデルの概念を適用し,最大速度位置あるいは渦の減衰・熱拡散の熱流動挙動の基本的性格を明らかにした. (3)心筋におけるCa^<2+>スパークの非フーリエ拡散の研究 筋フィラメントの収縮に関係するCa^<2+>スパークに対して,微視スケールでの熱物質輸送の緩和時間が無視できず,Ca^<2+>スパークシミュレーションにおける非フーリエ拡散の影響を考慮したモデリングを行った. (4)曲管内流動構造における分岐現象の研究 血管内の曲管部二次流れの渦構造がDean数の増加に対して示す分岐現象の解析を行い,動脈硬化と関係するせん断力分布の濃度分布への影響を示し,高Dean数域の流動構造分岐現象の解明を行った. (5)下から加熱された多孔質層内粘弾性流体の対流発生限界および粘弾性流体の慣性効果に基づく多孔質内非線形現象の解明を行った.
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)