遺伝子操作を利用したホヤ卵後極に局在するmRNAの局在機構の解析
Project/Area Number |
02J00967
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Developmental biology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
笹倉 靖徳 京都大学, 大学院・理学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | カタユウレイボヤ / 挿入変異体 / トランスポゾン / Minos / エレクトロポレーション / 変態 / 遺伝子操作 / トランスジェニック技術 / エンハンサートラップ / ユウレイボヤ / トランスボゾン / トランスポザーゼ / GFPレポーター |
Research Abstract |
カタユウレイボヤ並びにユウレイボヤにおいて、トランスジェニック・ホヤの作製並びに挿入変異体作製の技術を開発し、その技術を用いてホヤ初期胚において局在する母性mRNAの局在メカニズムを解明することを目的に研究を進めている。 前年度同定したCi-Musashi遺伝子のエンハンサー領域の一つFr3についてその中のエレメントを詳しく解析し、エンハンサー活性にクリティカルな塩基配列を同定した。 カタユウレイボヤと近縁のホヤであるユウレイボヤにおいても、Minosトランスポゾンが活性をもつことを示した。 Minosトランスポゾン挿入を持ったトランスジェニックラインを従来の顕微注入法よりも簡単に作製する手法を開発するため、エレクトロポレーション法によるトランスジェニックライン作製を試み、この方法でもトランスジェニックラインが高効率に作製できることを突き止めた。 カタユウレイボヤMinosトランスポゾン挿入変異体を単離する目的で、改変型Minosトランスポゾンを作製し、トランスポゾン挿入をゲノムに導入されたトランスジェニックラインを約180作製し、そのうちの120のラインをスクリーニングした。その結果、4つのMinosの挿入により引き起こされた可能性がある突然変異体を得た。 その突然変異体の一つはホヤの変態イベントの突然変異体であり、swimming juvenilieと名付けた。この突然変異体について詳しく解析し、確かにMinosの挿入によって生じた突然変異体であること、原因遺伝子はセルロース合成酵素遺伝子Ci-CesAであることを同定した。 swimming juvenile突然変異体の解析に関連して、カタユウレイボヤの幼生期並びに変態期におけるDNA複製のパターンを調べ、3種類の胚葉がそれぞれ独自のタイミングでDNA複製を行うこと、ホヤの変態にはDNA複製を必要としないイベントと必要とするイベントの二種類が存在していることを突き止めた。 以上のことより(カタ)ユウレイボヤにおいてトランスジェニックラインを作製し、また突然変異体を単離する手法を確立した。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)