Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Research Abstract |
(1)周波数ダイバーシチを適用したシンボル間干渉抑圧法 昨年度検討を行った偶数番号のサブキャリヤと多値変調を用いたシンボル間干渉抑圧法に対して,奇数番号のサブキャリヤを適用した周波数ダイバーシチを提案し,さらなる特性改善を行った.具体的には,受信側で周波数変換を施すことによって,奇数番号のサブキャリヤ受信が可能となることに着目し,各シンボルのビット誤り率が最小となるように送信側で,偶数と奇数のサブキャリヤの配置を制御するものである.計算機シミュレーションの結果,遅延スプレッドが大きくなるにしたがって,提案方式の特性が,従来の干渉抑圧法よりも良好となることが明らかとなった. (2)CI/OFDM方式における周波数ダイバーシチの構成法 CI/OFDM方式の特性改善を目的として,周波数ダイバーシチを用いた一構成を提案した.具体的には,1シンボル内のサンプリング周期を2倍に拡大することによって,スペクトラムの周期性を実現し,周波数軸上での周波数ダイバーシチ効果を実現するものである.計算機シミュレーションの結果,遅延スプレッドが大きくなるにしたがって,提案方式の特性が通常のCI/OFDM方式よりも良好となることが明らかとなった.なお,本提案方式は,付加的なハードウェアを必要とせず,ソフトウェア信号処理のみで構成できる利点がある.
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