| Project/Area Number |
02J03573
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| Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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| Allocation Type | Single-year Grants |
| Section | 国内 |
| Research Field |
Politics
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| Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
眞壁 仁 東京都立大学, 法学部, 特別研究員(PD)
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| Project Period (FY) |
2002 – 2004
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| Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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| Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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| Keywords | 学問所 / 昌平黌 / 明清変態 / 庄内藩 / 外交政策 |
| Research Abstract |
今年度は、寛政以降の林家と昌平坂学問所儒者たちの思想形成に多大な影響をもたらした、江戸思想史における中国の明清変態(1644年)を重点的に追究した。寛政以前の幕府知識人の思想展開を東アジア儒学思想との連関で同時代的に捉えることは、研究対象の思想的特徴を明らかにする上で不可欠である。明の遺臣(朱舜水や隠元ら)が近世初期の日本思想にもたらした思想的影響は知られているが、「鎖国」体制下の日本では一国内だけで儒学学説が展開したという認識により、その後の唐船書籍移入と中国儒学受容を踏まえた近世儒学思想研究は、従来十分に究明されてこなかった。 本研究では、広義の幕府知識人の思想を捉えるために、(1)藤原惺窩・林羅山らの徳川初期の明儒学受容、(2)林家によって編纂された『華夷変態』『崎港商談』での清朝認識、(2)享保年間の徳川吉宗周辺の儒者たち(室鳩巣・荻生徂徠・荻生北溪ら)の明・清認識、(3)「折衷学派」として従来括られた宝暦年間以後の儒学の再検討、(4)寛政年間の清初儒学評価と異学の禁の検討を行った。これらの研究調査により、近世日本の儒学思想を一国思想史の展開としてではなく、東アジア儒学の思想展開のなかで同時代史的に把握することが可能となり、徳川中後期において清朝及び清初儒学への評価が定まり、明後期・明末儒学の評価が変化していく様を、民間思想ではなく幕府政権に近い知識人たちの思想変遷によって明らかにすることができた。これらの研究成果は、現在執筆中の研究論文に生かし、公刊予定の単著『徳川後期の学問と政治』に収録する予定である。
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