Project/Area Number |
02J07077
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
言語学・音声学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小野 智香子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 言語学 / イテリメン語 / チュクチ・カムチャツカ諸語 / テキストコーパス / データベース / 危機言語 / ロシア / 先住少数民族 / 音韻論 / 語彙 |
Research Abstract |
イテリメン語北部方言(チュクチ・カムチャツカ諸語)の話者が居住する、カムチャツカ半島北西部(ロシア連邦カムチャツカ州コリャーク自治管区チギリ地区チギリ村)においてフィールド調査を行い、以下の成果が得られた。 1.動詞接辞に関する基礎調査 イテリメン語における、特にアスペクトを表すそれぞれの接辞について詳細な調査を行った。具体的には、多回・継続を表すと言われる-sxen,-zo,-t,-st,習慣性を表す-at,弱化を表す-alaをそれぞれ219動詞語幹につけた調査票による面接調査を行って、回答を得た。 2.テキスト イテリメン語北部方言話者による会話テキスト2編、民話テキスト7編(いずれもロシア語対訳付き)を採録した。テキストは音声記号を使用して、Unicodeによりコンピュータに入力、ロシア語対訳と対応させてデジタルテキストコーパスを作成した。その成果の一部を「イテリメン語テキスト1」として発表した。 3.音声資料 デジタルオーディオテープ(DAT)レコーダーおよびICレコーダーを使用して、イテリメン語北部方言の音声(語彙・会話・独話・民話)を録音し、DATテープ13本分(約62時間)、ICレコーダによる音声ファイル(約68時間)、計130時間の録音資料を得た。 4.映像資料 デジタルビデオカメラを使用し、イテリメン語話者1名による談話(約25分)、民話の朗読(約50分)、イテリメン語話者2名による会話(約60分)、計2時間15分の録画資料を得た。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)