Project/Area Number |
02J09410
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
General anatomy (including Histology/Embryology)
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
増渕 悟 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 生物リズム出力系 / 行動リズム / 体温リズム / 心拍リズム / 遺伝子改変動物 |
Research Abstract |
マウス行動リズム、血圧、体温、心拍リズムの測定系のセットアップを行った。個別に動物の光環境をコントロールするリズム測定ユニットの設計、製作(エムテック社)を行った。行動リズムの測定系はStanford software systemsのchronobiology kitに検出用センサーとしてFA-05 F5B(Omron)を組み合わせたものを、血圧、体温、心拍リズムの測定系はDSI社のdataquest systemをセットアップした。また行動生理学的実験の基本的手術に必要な脳定位固定装置(成茂科学器機研究所)およびリージョンジェネレーター(室町機械)のセットアップを行った。これらを用いて現在、既存の時計関連遺伝子ミュータントマウス他の行動生理学的リズム解析がこの我々の研究室でも可能になり、現在様々な環境タスクを動物に与え実験を行っている。mPer1ノックアウトマウスを用いた行動解析もその一つであり、行動解析とともに、我々の研究室で多くの実績のある分子生物学的、分子解剖学的手法を組み合わせることにより、総合的に研究を進めている。そのほか、現在、時差症候群の分子メカニズム(いわゆる「時差ぼけ」がどうしておこるのかということ)についての若干の実験室データは、2003年9月に開催される第1回時間生物学世界大会で発表予定である。 また現在、遺伝子改変マウス作製のための導入用コンストラクトをあわせて作製中である。今回の実験では臓器特異的にCRE recombinaseを発現させることが重要なので何種類かプロモーターを選択し実際のトランスジェニックマウスにおいて発現チェックを行っている。
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