Project/Area Number |
02J09961
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Neuroscience in general
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Research Institution | Gifu University (2004) Keio University (2002-2003) |
Principal Investigator |
早川 佳芳 岐阜大学, 大学院・医学研究科, 助手
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 神経細胞 / HuD / RNA結合タンパク質 / Gab1 / Olig2 / オリゴデンドロサイト前駆細胞 / EGF / RNA結合蛋白質 / 神経幹細胞 / gp130 / EGF receptor |
Research Abstract |
1 HuDの神経系における機能解析 HuDは神経系に特異的に発現するRNA結合蛋白質であり、標的となるmRNAに結合し、神経細胞の分化に関与することが明らかにされている。そこでHuD欠失変異体マウスの解析を行ったところ、(1)胎生14日目マウスの線条体由来の初代培養系では、野生型に比べ、HuDホモ欠失変異体では神経細胞の分化に異常が見られた。また、(2)and-neurofilament-M抗体を用いて免疫染色を行ったところ、胎生10日目HuD欠失変異体マウスでは、一過性に脳神経の発生に異常が見られた。(3)成体マウスの行動解析においては、ロータロッド試験による著名な成績の低下、神経症状による運動機能の低下が認められた。本研究はProceedings of the National Academy of Sciences誌に発表予定である。 2 Gab1の神経発生における機能解析 EGFは神経系前駆細胞の増殖をサポートすることが知れているが、具体的にどのような未分化前駆細胞の増殖に関与しているのか、またその下流のシグナル伝達システムの詳細は明らかになっていない。始めに(1)胎生12日目マウス脊髄の初代培養系を用いて、各種増殖因子に対する反応性を検討したところ、EGFを添加した培養系においてのみ有意なOlig2陽性細胞の選択的増殖が認められた。さらに、(2)EGF receptorの下流に存在するアダプター分子であるGab1を欠損したマウスの解析を行ったところ、胎生12日目のGab1ホモ欠失変異体の脊髄では、pMNドメインにおいてオリゴデンドロサイト前駆細胞であるOlig2陽性細胞の減少が見られた。Gab1ホモ欠失変異体由来の初代培養系では、EGFに対する反応性の消失により、野生型で見られるEGFによる選択的なOlig2陽性細胞の増殖が見られなかった。よって、Gab1を介したEGFシグナルは、胎生期脊髄においてOlig2陽性細胞の増殖に関与していることが示唆された。本研究は現在、投稿に向け準備中である。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)