Project/Area Number |
03507002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
森 昌造 東北大学, 医学部, 教授 (70004877)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
諸星 保憲 東北大学, 医学部附属病院, 助手 (60239712)
佐藤 俊一 東北大学, 素材工学研究所, 助手 (30162431)
大熊 恒郎 東北大学, 医学部附属病院, 講師 (50160453)
田口 喜雄 東北大学, 医学部, 助教授 (70004885)
稲場 文男 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (90006213)
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Project Period (FY) |
1991 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥44,200,000 (Direct Cost: ¥44,200,000)
Fiscal Year 1992: ¥10,400,000 (Direct Cost: ¥10,400,000)
Fiscal Year 1991: ¥33,800,000 (Direct Cost: ¥33,800,000)
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Keywords | 立体画像解析 / 光力学的治療 / 血管内視鏡 / 動脈硬化 |
Research Abstract |
動脈硬化部位の光増感色素を用いたレーザー励起分光による2次元的診断に関しては、家兎にドキシサイクリン投与による検討を行った。結果として、レーザー蒸散時間は投与後4〜12時間後がもっとも有意な時間と判明した。この時点での血管内腔診断は、正常中膜と動脈硬化部位の判別は可能とおもわれた。動脈硬化内の各構成物質や細胞の詳細、動脈硬化の肥厚度合までの判別は、CCDカメラによる判読は蛍光をフィルターによる分光を行うため限界があるものと思われ、今後の研究が必要である。外部診断用装置で3次元構築を行うと、処理能力が多いためリアルタイムでの観察はまだ不可能であるが、ある程度の時間をかければ可能であり、現在画像処理量を減量する方法を考慮中である。下肢切断症例や実験動物で内視鏡を用いて誘導装置による血管内腔の正面視は可能となったが、反応性にまだ問題がある。高出力用レーザー照射装置は、動脈硬化・石炭化などのマルチファイバーでの病変部位のみの蒸散が可能となったが、これもまだ反応応答性に問題が残っている。 現在の研究内容は上記の如くである。基礎的実験や動物実験はある程度効果が見られたが、問題点は全般的に反応性や処理能力の向上であり、企業による開発援助が必要である。次にシステムの統合が必要であり、さらに臨床応用に関しての安全性が必要なため、今後更なる研究を行いたい。
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