Project/Area Number |
03610178
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese history
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Research Institution | Kanazawa Seiryo University |
Principal Investigator |
白川部 達夫 金沢経済大学, 経済学部, 助教授 (40062872)
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Project Period (FY) |
1991 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1992: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 近世 / 土地売買 / 社会慣行 / 質地 / 質地請戻し |
Research Abstract |
前年度に引き続いて、文部省史料館所管文書の調査を実施した。8月と10月の調査で、同藤代村飯田家文書、伊豆国君沢郡内浦史料(前年補足)、三井高維収集、出羽国秋田郡二井田村・一関家文書、美濃山県郡東深瀬村林家文書、和泉国大鳥郡豊田村・小谷家文書などについて、質地関係文書をフィルム94本分撮影した。文部省史料館には、なおかなりの質地関係文書が残されているが、残念ながら打ち切らざるを得なかった。また法政大学図書館にて、市町村史類から関係史料のコピーによる収集を若干おこなった。また平行して収集史料の整理を進め、フィルムをマイクロプリンターにより焼き付ける作業を開始した。 収集データが大部に及ぶので、これらの作業の結果を出すのには、なお時間を要するが、とりあえず、畿内近国でも請戻しの事例を確保することができた。また美濃・信濃などの中間地帯や出羽などの後進地帯のデータを収集することができた。 当初は、質地慣行に力点をおいて史料の収集にあたる予定であったが、作業の途中から、良質な史料のある村では、質地証文の変遷や土地関係台帳まで含めて史料を収集し、村落の展開を踏まえながら、土地売買慣行の趨勢をさぐることが重要との判断に達したので、とりあえず質地証文が系統的に残されている村については、これを全面的に撮影した。このため作業はますます大規模になってきたが、今後整理を進めてまとめを果たしたい。
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