Project/Area Number |
03640107
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
代数学・幾何学
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
伊藤 正美 京都産業大学, 理学部, 教授 (50065843)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
勝良 昌司 京都産業大学, 理学部, 教授 (80065870)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | コ-ド / 外挿コ-ド / 内挿コ-ド / 形式言語 / 文脈自由言語 / 右稠密言語 / 右に稠密言語 / 左稠密被覆 |
Research Abstract |
平成3年度の研究の重点はコ-ドの代数的研究におかれた。この分野は形式言語理論のなかでも通信理論への応用が期待されることもあり,計算機科学の基礎理論として重要な位置を占めている。平成3年度は文脈自由言語および稠密な言語とコ-ドの関連性に関して重点的に研究を行なった。 まず,平成3年度中に刊行された論文では,外挿コ-ドおよび内挿コ-ドと形式言語との関連が論じられた。また,稠密な正規言語および文脈自由言語の構造が決定された。さらに,一記号上の分離型言語はすべて強分離型になることが証明された。半群の左稠密被覆の定義とその構造の決定の仕事も平成3年度中に刊行された。平成3年度中になされ平成4年以降に刊行される論文では,形式言語と原始語の集合の関係,準同形の一般化としての擬準同形の定義とその構造および言語との関係,任意のn個の要素がコ-ドになるような言語の研究等がある。準備中の仕事としては,右稠密言語およびその特別の場合としての右に稠密言語の構造の決定とコ-ドとの関係の研究がある。以上の個人的な研究のほかに平成3年度中になされた仕事としては,国際会議「語,言語および組合せ論」の会議録の作成があり,さらに平成5年4月には上記の国際会議での形式言語理論関係の論文選集がヨ-ロッパ情報科学連合の機関誌Theoretical Computer Scienceの特別号としてElsevier社(Amsterdam)より刊行される。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)