モデルマントル物質の超高圧下での融解とマントル深部物質構成
Project/Area Number |
03F03029
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
固体地球物理学
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
入舩 徹男 愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LIU XI 愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 超高圧実験 / アルミニウム / スティショバイト / カヤナイト / 相関係 / X線その場観察 |
Research Abstract |
1)Al2O3-SiO2系の相変化について15-25GPa、1400-2500Cまでの条件下での実験的研究をおこなった。Al2SiO5組成およびAl2O3+SiO2の2種類の出発物質を用い、SiO2スティショバイト中に固溶するAl、およびAl2O3コランダム中に固溶するSiの温度および圧力依存性を系統的に明らかにした。また、これらの圧力および2000Cを越える高温領域において、未知の高圧相を見い出した。 2)KAlSi3O8-NaAlSi3O8系およびCaAl2Si2O8の相関係を14-25GPa、1400-2200Cの領域まで明らかにした。特にhollandite構造の安定領域にあたえる化学組成の影響について明らかにするとともに、これらの融解に関しても実験をおこなった。これらの結果をもとにある種の隕石中のhollanditeの成因について検討をすすめている。 3)かんらん岩の融解における微量元素の影響と元素分配に関してpiston-cylinder装置を用いて3GPa、1600C程度の条件まで実験をおこないつつある。特に今年度はCrの影響に関して実験を試みている。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)