コ・ハウジングの日韓比較研究 -東アジア地域における住民主導型住宅の可能性-
Project/Area Number |
03F03182
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
都市計画・建築計画
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
小林 秀樹 千葉大学, 工学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
JUNG J.-Y.
JUONG Ji-Young 千葉大学, 工学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | コ・ハウジング / コミュニティ / 運営・管理 / コーポラティブハウジング / 同好人住宅 / 韓国・日本 |
Research Abstract |
本年度は、前年度の研究により得られた韓国の同好人住宅のデータおよび日本と北欧コ・ハウジングの既往研究データの分析結果に基づき、日韓のコ・ハウジングの居住者に対する本格的なインタビューとアンケート調査および参与観察調査を行うことを目的として研究を遂行した。 調査対象地として、日本の札幌市、東京都、つくば市、尼崎市、奈良市、大阪市、京都市、宇治市など、24ヶ所のコーポラティブハウジングと1ヶ所のコレクティブハウジングを調査した。また、韓国のソウル市カンナム区の「ソダンコル」、京畿道のアンヤン市の「アカデミタウン」とパジュー郡の「チョロクマウル」など、5ヵ所の同好人住宅を調査した。 具体的には、まず日本のコ・ハウジング(主にコレクティブハウジング、コーポラティブハウジング)における入居前の設計から完成までのプロセス、入居後のコミュニティ形成の管理上の課題など、住民が主体となった事業制度・方法などを重点的に分析し・考察を行った。また、日韓のコ・ハウジングに関わってきた企画・設計者を対象に、行政による事業のあり方、住まい手の参加の位置づけ、各種専門家の関わり方およびその類型、住まい手が主体的に行うことによる障害などについてヒアリングし、実施上の課題を整理した。日韓のコ・ハウジングの居住者に対しては、入居後のコミュニティ形成の管理上の運営問題などを調査し分析を行った。 その結果については、下端の「11.研究発表」のように、国際学会や国内学会などで論文を発表するなど積極的に研究活動を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)