Project/Area Number |
03F03706
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
食品科学・製品科学
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
近藤 和雄 お茶の水女子大学, 生活環境研究センター, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
CAPOGNA Daniela お茶の水女子大学, 生活環境研究センター, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 食後高脂血症 / 脂肪負荷 / バター / オリーブ油 / サフラワー油 / 中鎖脂肪酸 / カイロマイク / カイロミクロン-TG |
Research Abstract |
近年、脂肪摂取後に中性脂肪濃度の増加する、食後高脂血症が動脈硬化の危険因子の一つとして注目されている。食後高脂血症は摂取する脂肪の量によって程度の異なることが知られているが、摂取する脂肪の質の違いによって食後高脂血症の発症の程度に差の生じることが予想される。 そこで、脂肪摂取量の多い欧米の中で比較的動脈硬化をおこしていない地方として知られる地中海で使用されているオリーブ油を中心として、菜種油、大豆油、中鎖脂肪酸などをヒトに摂取させ、食後の血液中の中性脂肪濃度の増加をバター摂取と比較検討した。初年度は健常男性6名を対象にバター、オリーブ油、中鎖脂肪酸、サフラワー油をそれぞれ16g負荷した。負荷前と負荷後1h、2h、4h、6hに採血を行い、血清脂質、リポ蛋白の変動を比較検討した。血清脂質は酵素法、リポ蛋白はアガロース電気泳動法によって測定した。TGの時間曲線下面積(IAUC : Incremental Area Under The Curve)として算出して比較したところ、負荷後の反応が最も高いのがオリーブ油で、次いでバター、サフラワー油の順で、中鎖脂肪酸ではほとんど負荷後のTGのは認められなかった。ビタミンEならびに抗酸化物を含有しているオリーブ油の負荷後TGの増加が最も高かったことは、予想と反する点もあり、2年目は対象者として健常男性5名を追加して合計11名で検討を行なったが、同様の結果であった。こうした傾向は、リポ蛋白におけるカイロミクロンTGの変動をみても同様で、オリーブ油、バター、サフラワー油、中鎖脂肪酸の順であった。
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