インドネシアにおける表現の自由とプレスの機能-インドネシア憲法理論からの分析
Project/Area Number |
03J00525
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
公法学
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
島田 弦 名古屋大学, 大学院・法学研究科, 特別研究員
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 比較法 / アジア法 / インドネシア / 憲法 / 人権 / オランダ / 法の移植 / 表現の自由 / 法と開発 / 法整備支援 |
Research Abstract |
本年度は、インドネシアにおける憲法理論の歴史的系譜を明らかにするために、オランダにおける憲法、法律の諸理論がインドネシアにおける憲法理論の生成にどのような影響を与え、また理論的・歴史的にどのような関係にあるのかを分析することを目的とした。 そのため、オランダの国立ライデン大学Universitas Leiden法学部、ファン・フォレンホーヘン研究所Van Vollenhoven Institute、王立歴史学・民族学研究所KITLVにおける19世紀から20世紀前半にかけての、オランダ・インドネシアにおける法学資料の収集、関係者への聞き取り調査を行った。この調査の成果は、2004年5月に金沢大学において開催された「社会体制と法」研究会学術総会において「インドネシアにおける植民地支配と『近代経験』-インドネシア国家原理の探求とアダット法研究」というテーマで報告した。この報告は、2005年6月に発行予定の『社会体制と法』誌第6号において同名の論文として出版されることとなっている。 また、このほかに3年間を通しての研究テーマであるインドネシアを中心とした国際人権・比較人権法に関する知見を深めるために、2004年7月にフランス・ストラスブールにおいて開催された国際人権研究所Insititute of International Human Rights主催の第35回国際・比較人権スタディ・セッション35th Study Session in international and comparative law of human rightsに参加した。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)