Project/Area Number |
03J03700
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
松田 光市 大阪大学, 大学教育実践センター, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 質量行列 / ニュートリノ / 大統一模型 / ILC / neutrino / 大統一理論 / GUT / mass matrix / MNS matrix |
Research Abstract |
私は今年度、以下に挙げる4つの課題について研究を行った。 1.クォークとレプトンのユニバーサルな質量行列の提案 2世代と3世代のフレーバー対称性が存在する質量行列はニュートリノの大混合角を自然に導くことから、近年注目されつつある。しかしニュートリノの質量行列だけがこの対称性を持つことは少々不自然である。そこでクォークとレプトンの質量行列全てにこの対称性が存在する場合、どの様な条件で実験値を再現するかを調べた。 2.SO(10)大統一理論と質量行列との関係 これまで我々が提案したSO(10)大統一理論を拡張して、1重項のニュートリノを導入し、Type IIIシーソーモデルでニュートリノのディラック質量行列がどの様な形になるかを調べた。 またニュートリノ振動が精密測定が始まりつつある現在、我々がこれまでに提案したSO(10)大統一理論は若干ニュートリノの実験値の再現性が悪いことが分かっている.そこで様々なthreshold effectを考慮して、再計算しているところである。 3.マヨラナ位相とレプトン数非保存の現像との関係 Bi-maximal mixingの仮定の下、ニュートリノの質量に階層性があるときや縮退しているときに、マヨラナ位相がレプトン数非保存の現象や宇宙創成時のレプトジェネシスにどのような影響を与えるかを解析的に調べた。その結果、あるマヨラナ位相の条件時にμ→eγとτ→μγの分岐比が逆転することが分かった。 4.高エネルギー実験での標準理論を超える理論の探索法 高エネルギー実験で標準理論を超える理論を調べるときに、どの様に実験結果を取り扱うべきか、そのための便利な手法を考案しようとしている。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)