相互結合網における効率的な経路選択アルゴリズムの開発
Project/Area Number |
03J06060
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
計算機科学
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
鈴木 康斗 東京農工大学, 大学院・工学教育部, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 相互結合網 / 並列分散計算 / 互いに素な経路 / ハミルトン閉路 / ハミルトン経路 / バブルソートグラフ / 焦げたパンケーキグラフ / トランスポジショングラフ / バイローテータグラフ / ケイリーグラフ / 多項式時間 / 最小フィードバック頂点集合 / パンケーキグラフ / ローテータグラフ / トリバレントケイリーグラフ |
Research Abstract |
本年度は,超並列分散計算機の相互結合網に適したふたつの位相,バブルソートグラフ,焦げたパンケーキグラフにおける互いに素な経路問題,ハミルトン閉路・経路を解くアルゴリズムを開発した.以下にその詳細を記す. 1 バブルソートグラフにおける頂点から頂点集合への互いに素な経路問題 バブルソートグラフにおいて,頂点から頂点集合への互いに素な経路問題を多項式時間で解くアルゴリズムを開発した.n-バブルソートグラフにおける提案アルゴリズムの時間計算量はO(n^5)である.電子情報通信学会論文誌にて発表した. 2 焦げたパンケーキグラフにおけるハミルトン閉路・経路問題 焦げたパンケーキグラフにおいて,ハミルトン閉路および経路を生成するアルゴリズムを開発した.また,グラフ内にひとつの故障頂点が存在するときにもハミルトン閉路を生成するアルゴリズムも併せて提案した.並列分散計算システムに関する国際会議にて発表した. 3 焦げたパンケーキグラフにおける二頂点間の内素な経路問題 焦げたパンケーキグラフにおいて,二頂点間の内素な経路問題を多項式時間で解くアルゴリズムを開発した.n-焦げたパンケーキグラフにおける提案アルゴリズムの時間計算量はO(n^3)である.電子情報通信学会技術研究報告および並列分散処理・応用に関する国際シンポジウム(ISPA '05)にて発表した.
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Report
(3 results)
Research Products
(15 results)