Project/Area Number |
03J06190
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
思想史
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
李 豪潤 立命館大学, 文学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 華夷思想 / 自他認識 / 雨森芳洲 / 通信使 / 山崎闇斎 / 安鼎福 / 朝鮮王朝 / 朱子学 / 衛生斥邪 / 崔益鉉 |
Research Abstract |
本年度は、研究代表者のこれまでの科学研究費補助金による近世東アジアの思想史研究を総括するために、「近世における日韓思想の比較研究--明清交代後の東アジアにおける自他認識の展開と転回」と題する博士論文を立命館大学に提出し、審査を経て合格し博士学位を獲得した(九月)。その上で、「雨森芳洲と通信使--「誠信外交」論再考」と題する論文をまとめ、桂島宣弘他編『「日本型」社会論の射程--「帝国」化する世界の中で』内の論考として刊行された(二〇〇五年三月)。また、年間を通じて立命館大学における華夷思想研究会に参加し、「朝鮮王朝後期思想史の鳥瞰--基礎的考察」と題する報告を行い、さらに六月に広島修道大学で開催された日本経済思想研究会で「闇斎学派と星湖学派についての一考察」と題する研究報告を行い、東アジア及び近世日本における華夷思想(対外観)に関する研究の現状について理解を深めた。この他、「18世紀東アジアの思想空間-儒学・国学・洋学」「国学への眼差しと伝統の創造」「近世京都の学問と東アジア」と題する華夷研究会に参加し、かつ日本思想史学会幹事として研究活動に従事し、それぞれ日韓の研究者との意見交換を行った。これと並行して、近世思想史関係の史料の収集、及び最近の思想史関係の研究書、及び朝鮮王朝後期、日帝植民地時代、明清交代前後の時代における対外観についての史料・書籍の収集を行った。以上によって、本研究の所定の目的は果たされたと考える。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)