分子マーカーを利用した高品質・安定多収型イネ科牧草の開発
Project/Area Number |
03J09220
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
畜産学・草地学
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Research Institution | 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 (2004) Hokkaido University (2003) |
Principal Investigator |
小林 創平 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構, 北海道農業研究センター・作物開発部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 牧草 / 収量 / 飼料価値 / QTL / 分子マーカー |
Research Abstract |
本研究は、ペレニアルライグラスにおいて利用可能な分子マーカーの開発を試みると同時に、収量・品質関連形質に作用するQTLや形質問の相関関係に関わるゲノム領域の同定・解析を試みている。平成16年度の研究概要は以下のとおりである。 1.イネやコムギの遺伝子情報を国内の研究機関から得て、ペレニアルライグラスの遺伝解析集団(Perma/Aurora F_2集団)を用いて解析した。その結果、幾つかの候補遺伝子をCAPSマーカー化して、ペレニアルライグラスの連鎖グループにマッピングできた。 2.平成15年度に圃場に2反復で作成したペレニアルライグラス遺伝解析集団を春,夏,秋に刈取り、収量性に関わる農業形質(分げつ数、草丈、乾物収量等)を調査した。また、同じ遺伝解析集団をポット栽培して、その農業形質を調査した。この解析の結果、環境によって、効果が変化するQTLが検出された。前述の候補遺伝子座とこれらのQTLは、共通した染色体領域に見つかり、両者の関連性が示唆されると供に、アソシエーション解析の有用性が示された。 3.中国とつくばに行き、これらの結果をセミナー形式や個人間で説明して、多様な研究者と有意義な情報・意見を交換した。また、分子マーカーに関する最新の情報収集に努めた。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)