Project/Area Number |
03J09637
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
系統・分類
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Research Institution | Kobe University (2004-2005) Hokkaido University (2003) |
Principal Investigator |
上井 進也 神戸大学, 内海域環境教育研究センター, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 褐藻 / 集団分化 / アカモク / シダモク / 流れ藻 / 系統地理 / 遺伝的多様性の地理的な構造 / ワカメ属 / ワカメ / 移入海藻 / 地域集団 / ミトコンドリアハプロタイプ / 遺伝的多様性 / 海藻 / 種内の遺伝的多様性 / アカモク種群 / 種間雑種 |
Research Abstract |
アカモク・シダモク種群における集団間の遺伝的多様性について、これまで用いてたミコトンドリアゲノム由来のマーカーに加え、核ゲノム由来のマーカーをSSCP法を用いた解析により導入し、これまで別種とされてきたアカモクとシダモクの間に雑種とみられる個体が存在することを確認した。またミトコンドリアマーカーによる解析についてもnested clade analysisという統計的手法を用い、より詳細に日本沿岸のアカモク・シダモク種群の系統地理について解析をおこない、最終氷期以降本種群が日本沿岸において気候変動の経影響を強く受けて集団サイズの変動を繰り返してきたことをあきらかにした。 また日本沿岸において様々な魚種の稚魚の生育場所として水産的重要性が認識されている流れ藻がどこから流れてくるか、といり問題について、アカモク集団間の遺伝的変異の地埋的分布を利用した推定を試み、東シナ海のアカモク流れ藻集団、日本沿岸のアカモク固着集団、中国上海沖の流れ藻の起源地といわれている乗四諸島の固着集団を比較した。その結果従来言われてきた説とは異なり、乗四諸島は東シナ海の流れ藻の起源地としては考えにくいことが明らかになった。また九州沿岸や高知沖で採集されたアカモク流れ藻集団同士をくらべ、従来いわれてきたように沿岸域と沖合の流れ藻では地埋的起源が異なること、また同じ海域でも一か月の差で流れ藻の遺伝的組成が大きく異なることを明らかにした。 ワカメ属の種間雑種の解析では、ワカメ、アオワカメ、ヒロメの3種についてマイクロサテライトによる解析を導入し、ワカメについて開発されたマイクロサテライト遺伝子座のいくつかについてヒロメ、アオワカメでも利用可能のであることを確かめた。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)