Project/Area Number |
04210127
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Woman's Christian University |
Principal Investigator |
伊藤 善市 東京女子大学, 文理学部, 教授 (80086321)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 雄二郎 高千穂商科大学, 商学部, 教授 (40191457)
野村 宏 奈良県立商科大学, 商学部, 教授 (60237881)
佐貫 利雄 帝京大学, 経済学部, 教授 (50162516)
角本 良平 財団法人統計研究会, 主任研究員 (40142054)
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Project Period (FY) |
1991 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 在来鉄道 / リニアモーターカー / 航空輸送 / 物流 / 交通システム |
Research Abstract |
本研究では、在来の鉄道、リニアモーターカー、航空輸送及び物流について、技術開発とその適応の可能性を考察した。と同時に、交通システム全体について問題を孝察した。 在来鉄道については、環境保全や安全性も考慮した新しい発想を取り入れる必要がある。また、鉄道と道路輸送技術との融合の可能性も検討されなければならない。リニアモーターカーは、時間短縮効果や沿線地域への機能分散効果等が期待される。しかし、それは在来型新幹線との比較により計画されるべきものである。 ジェット化によって飛躍的に発展した航空は、ハイテク化の進展、超大型機や極超音速機の実用化等、一層の技術高度化の可能性が見込まれる。しかし、航空を社会に定着させるトータル・システムの構築が必要である。 物流においては、システムの改善が進み、一般市民も広くその成果を利用できるようになった。しかし同時に交通渋帯、交通事故、環境汚染、労働力不足および石油資源の大量消費などの問題を生じた。その解決の技術開発が要請される。交通プロジェクトは対象地域との関連において把握されるべきであり、本研究では91年度に仙台都市圏の物流を、92年度には大阪都市圏の交通計画を調査した。 東京都市圏と東北地方北4県への結節点である仙台都市圏の物流量は現在の技術で対応可能な規模であり、物流情報システムの導入も容易である。また、大阪都市圏では将来技術を織り込んだプロジェクトが推進されているが、実現までの過程の科学的な把握、経済動向とのギャップの解消、身近な交通問題の解決の必要性がある。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)