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食物アレルギーの食事療法に関する研究-アトピー性皮膚炎治療の為の除去食について-

Research Project

Project/Area Number 04808015
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 家政学
Research InstitutionKyushu Women's University

Principal Investigator

中嶋 加代子  九州女子大学, 家政学部, 助教授 (60198067)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 福原 洋子  九州女子短期大学, 家政科, 教授 (10189970)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywordsアトピー性皮膚炎 / 除去食療法 / アレルギー体質 / 食事調査 / 栄養素等摂取状況 / 脂質エネルギー比
Research Abstract

調査対象は、アレルギー専門のある下関市立中央病院小児科で受診したアトピー性皮膚炎患児のうち、除去食療法によってアトビー性皮膚炎が治癒し、現在も除去食を実行している1歳〜5歳児94名と一般の食生活を送っている1歳〜5歳児(北九州市内にある自由ヶ丘幼稚園、さかえ保育園、マリア保育園、若竹保育園のいずれかに通園している園児)303名(有効数)である。調査方法は、アトピー性皮膚炎患児の場合にはアンケート用紙と7日分の食事調査表を専門医より患児の保護者に病院で手渡すか、または郵送して保護者に記入させた。一般園児の場合には各園に依頼してアレルギーに関するアンケート用紙と3日分の食事調査表を園児に配布し、園児の保護者に記入させた。調査結果の解析は、アンケートについては患児全員と一般園児の回収分全員をおこなった。食事調査についてはアトピー性皮膚炎患児の場合、全員を解析中であるが、一般園児はアンケート調査によってアレルギー体質であることが判明した幼児についてのみ食事調査の解析をおこなった。一般園児の食事調査解析数(アレルギー体質であると判定された幼児数)は162名である。目下、解析は進行中であるが、現時点で分かっていることは、一般園児のうちアレルギー症状を有する者(過去にアレルギー症状を呈したことのある者を含む)が53.5%いたことである。この結果より園児は約半数の者がアレルギーに悩んでおり、症状の改善され易い低年齢のうちに食事を含めた諸討策を講じる必要のあることが示唆された。アトピー性皮膚炎が治癒した患児の栄養素等摂取状況とアレルギー症状のある一般園児の栄養素等摂取状況を比較した結果、最大の相異点は脂質摂取量であった。すなわち、脂質エネルギー比は一般園児が患児の約2倍高値(1歳〜5歳の平均値)であり、脂質摂取(量および質)とアレルギーの関係が示唆された。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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