近代化社会で多様な言語の使用と自由平等の関係をどう処理すべきか
Project/Area Number |
04F04025
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | Tohoku University |
Host Researcher |
加藤 守通 東北大学, 大学院・教育学研究科, 教授
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Foreign Research Fellow |
宝力朝魯 東北大学, 大学院・教育学研究科, 外国人特別研究員
宝力 朝魯 東北大学, 大学院・教育学研究科, 日本学術振興会 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 近代化社会 / 多様な言語 / 自由 / 平等 / モデル / 方法 / カナダ / ベルギー / 上田万年 / 作文教育 / 国語教育 / 影響 / 近代化 / 言語 / 自由平等 |
Research Abstract |
近代化社会で多様な言語の使用と自由平等の関係をどう処理すべきか。 この問題に答えるために次の三つの条件で世界的に検討した。 (1)既に近代化を実現した国であること。 (2)いろいろな民族或いは人種が一つの統一国家内に共存していること (3)全国或いはその特定地域の人口の中でマイノリティの民族言語使用者数の占める比率が横ばいを維持している、又は上昇していること(複数の民族集団がそれぞれの地域内で自分の民族言語を使うが、一つの統一国家としてまとまっている場合を含む) その結果、先ずカナダ、ベルギー、オーストラリアを本課題によって求められているモデル国になると判断した。しかし、それを論文に纏めて公表するに当たり、上述の三つの条件に照らして再考し、オーストラリアをモデル国から除外した。そして、近代化社会で多様な言語の使用と自由平等の関係を上手に処理しているモデルをカナダとベルギーから三つ立てた。 本研究を二つの段階に分けて進めた。第一段階にモデルを中心に検討し、第二段階に各モデルの採っている方法を中心に検討した。今年度に既にその「モデル」部分を公表し、「方法」部分も学術誌に投稿したのである。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)