イグザンプル・ベースによる3次元モデルの作成手法の開発
Project/Area Number |
04F04033
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | The University of Tokyo |
Host Researcher |
西田 友是 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授
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Foreign Research Fellow |
HENRY Johan 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | コンピュータグラフィックス / モデリング / イグザンプル・ベース / デザイン画像 / 環境照明 / イグザンプルベース / 色鉛筆画風 / 写実的レンダリング |
Research Abstract |
提案する3次元モデル作成手法は既存のモデルを変形して新しいモデルを作成する手法である。入力としては,作成したいモデルと同類な既存のモデルを一つ(イグザンプルモデル)および作成したいモデルの幾つかの視点から見たときの画像(デザイン画像)である.提案法はイグザンプルモデルの形状を変形し,ある視点についてデザイン画像と同じようにする.すなわち,デザイン画像は変形操作の制約になる. 本年度はイグザンプルモデルの変形に関する研究を行った.変形を行う前に,デザイン画像に描かれた特徴とそれに対応するイグザンプルモデルの部分を求める.対応した部分を決定したら,局所的な変形を行うことによってデザイン画像で描かれたものと同じ形状にする.しかし,ここで制約となるデザイン画像を完全に満たすことは難しい.その理由は,デザイン画像同士において多少の矛盾が存在する可能性があるからである.そのため,イグザンプルモデルの変形操作はできるだけデザイン画像の制約条件を満たすように最適化問題として解く.現在,この最適化問題を解く方法を開発中である. また,3次元モデルをレンダリングするための手法も開発した.近年,環境照明下で写実的な画像生成の研究が多く行われている.しかし,環境照明を用いて輝度を計算すると,膨大な光源の数による輝度計算が必要になり計算コストが高い.そこで,環境照明下で効率的にレンダリングを行う手法を開発した.提案法の特徴は環境照明の一部分が変化した際,輝度計算は変化した部分による影響のみを再計算し,輝度を更新することである.そのため,高速な輝度計算を実現した.この研究の成果は現在論文誌に投稿中である.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)