中国の高齢者介護保障制度に関する比較法的研究-日本の老人医療・介護保障制度との比較を中心として
Project/Area Number |
04F04262
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Social law
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Research Institution | University of Tsukuba |
Host Researcher |
本澤 巳代子 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 教授
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Foreign Research Fellow |
WU H.M. 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 外国人特別研究員
WU Hongmin 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 外国人特別研究員
WU Hong min 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2006: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 老人医療 / 介護保険 / 中国 / 比較法 / 社会保障 |
Research Abstract |
研究代表者は、平成18年度も、平成17年度に引き続き、平成17年度に実施された日本の介護保険制度改革および介護報酬の見直しについて、法制度上の問題点および平成18年4月以降の実施状況を通して明らかとなった問題点を分析・検討した。また、この点について、9月24日に北海道大学国際ホールで開催された第2回少子高齢化に関する国際シンポジウムにおいて、「介護保険と高齢者のQOL」を扱ったセッションにおいて「介護保険制度改革と今後の課題」と題する報告を行い、医学・福祉学・法学の他の報告者および参加者とディスカッションを行った。さらに、平成18年10月から実施されることとなった医療制度改革のうち、特に新設が検討されてきた老人医療保険制度の法制度上の問題点を分析・検討し、中国法との比較検討のための資料を作成した。 研究分担者は、研究期間最後の年度である平成18年度には、研究成果の取りまとめ作業の一環として、平成17年度までに収集した資料や文献の整理・分析を行うとともに、中国での聞き取り調査結果などに基づいて、中国の老人医療・介護保障制度の現状と問題点、その改革の必要性と方向性を考察した。平成18年6月末には、その研究成果を「中国介護保障制度の現状と課題」と題する論文にまとめた。その後、同論文は、研究代表者の指摘により何度か修正を加え、平成18年11月の週刊社会保障の海外情報欄において公表することを前提に出版社に送付した。 なお、研究代表者は、研究分担者・呉紅敏君の本研究の成果「中国の老人医療・介護保障制度に関する研究」、および同君の博士論文のうち「中国の医療保障制度に関する研究」とを合わせた成果物を、一冊の学術書として公刊するべく、出版社と交渉を重ねているところである。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)