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新規アジリジン合成法を利用したマイトマイシンCの全合成研究

Research Project

Project/Area Number 04F04743
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section外国
Research Field Chemical pharmacy
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

石川 勉  千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) LEMIN David  千葉大学, 大学院薬学研究院, 外国人特別研究員
DAVID Lemin  千葉大学, 大学院・薬学研究院, 外国人特別研究員
LEMIN Devid  千葉大学, 大学院・薬学研究院, 外国人特別研究員
Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywordsグアニジニウムイリド / インドールアルカロイド / アジリジン / 不斉合成 / アトムエコノミー / インドールアルデヒド
Research Abstract

アジリジン誘導体は、高度に歪んだ3員環構造のため反応性に富み、有用な生理活性含窒素化合物の重要な合成中間体である。我々は近年、(1)グアニジニウム塩由来のイリドが芳香族アルデヒドと反応してアジリジンを与える、(2)芳香族アルデヒドは複素環型化合物にまで拡大できる、そして(3)キラルグアニジニウム塩を用いれば不斉合成にも応用可能であることを発見した。
本研究の目的は、この新規不斉アジリジン合成を7-オキシ-6-メチルインドール-2-カルボキシアルデヒドを用いて行い、高いエナンチオ選択性で得られることが期待される3-(2-インドリル)アジリジン-2-カルボキシレートから、マイトマイシンの基本骨格である3環性マイトセン骨格を構築後、さらに化学修飾を加えることで、坑腫瘍活性マイトマイシンCを不斉全合成しようとするものである。
本年度は改めて、生成したトランス-アジリシン体からシス体への異性化反応を経て、イントール1位とエステル残基を利用した閉環反応にてマイトマイシンCの基本骨格である4環性のマイトセン骨格の構築を再検討した。種々インドール窒素上の保護基を変え異性化反応を試みたところ、N-トシル体で異性化を認めた。しかし続く閉環には成功しなかった。別途、アジリジン合成のアルデヒド体として修飾化したインドール-2-カルボキシアルデヒドを用いて検討したが、目的とするアジリジン体の合成には成功しなかった。
このように、期待した骨格形成は達成出来なかったが、トランス体からシス体への異性化反応が進行することを認めたことより、当該研究室では今後マイトマイシンCの全合成に向けさらに検討しているところである。

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2024-03-26  

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