Project/Area Number |
04J00073
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
History of thought
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
平野 敬和 京都大学, 教育学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 丸山眞男 / 竹内好 / 橋川文三 / ナショナリズム論 / 戦争体験 / 戦争責任 / 戦後思想 / アジア / 日本浪曼派 / 戦中派 / 原爆体験 / 蝋山政道 / 昭和研究会 / 東亜協同体論 / 近代の超克 / 丸山真男 / 市民社会派 / 帝国日本 |
Research Abstract |
今年度は、丸山眞男・竹内好・橋川文三のテキスト分析を中心に、戦後日本のナショナリズム論の思想史的位置付けを試みた。その際、戦争体験がどのようなかたちで戦後の思想的作業を規定したのか、という問題に注目して、彼らのテキストの比較検討を行なった。具体的には、以下の学術論文を執筆した。 1、今年度発表した論文「戦争体験と戦後思想-橋川文三を中心に-」は、日本思想史学会大会での発表の成果を受けて、執筆したものである。本論文は、橋川文三のナショナリズム論を中心に、その議論が当該期の戦争責任・戦争体験論とどのように関わっていたのか、という問題について考察したものである。本論文では、「戦中派」としての橋川が、丸山眞男・竹内好など「戦前派」と石原慎太郎など「戦後派」の問題提起を受け止めるかたちで、自らの体験を思想化する過程を分析した。 2、次に発表する予定の論文「戦後思想とアジア-一九五〇年代の丸山眞男を中心に-」は、一九五〇年代の丸山眞男のテキストを中心に、戦後日本のナショナリズム論をアジアとの関係に開くかたちで読み直すことを試みたものである。本論文では、丸山の主著である『日本政治思想史研究』や『現代政治の思想と行動』、『戦中と戦後の間』を分析対象として、当該期の丸山がアジア・ナショナリズムのインパクトをどのように受け止めたのかという問題、またそのことが彼の日本政治思想史研究の認識枠組みの変化とどのように関わっていたのかという問題について考察した。 以上の研究を遂行するにあたり、補助金を用いて、ナショナリズム論、戦争体験・戦争責任論に関する文献を多数購入した。
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