Project/Area Number |
04J04311
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Building structures/materials
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Research Fellow |
橋本 純 東京工業大学, 応用セラミック研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | コンクリート / アンカーボルト / 高温加熱 / 熱応力 / 伝熱解析 / 爆裂 / 衝突 / 高速飛翔体 |
Research Abstract |
(1)コンクリート構造物としてコンクリート埋め込みボルトに着目し昨年度までに行ってきた高温下での引抜き実験の結果を基に、伝熱解析を行った。熱が加わった場合のコンクリート内部の温度変化を算出し、解析結果と実験時の温度測定結果を比較および検討を行った。 (2)有限要素法を用いてアンカーボルトに引張り力が加わった場合のコンクリート内部に生じる応力を算出し、アンカーボルト頭部からコーン上破壊を誘発するひび割れを発生するほかに、コンクリート表面にアンカーボルトから放射状にひび割れが生じる可能性があることを明らかにした。 (3)加熱初期に試験体内部のコンクリートに生じる熱応力を伝熱解析の結果を用いた連成解析によって算出した。加熱時の温度上昇速度に関係なく、加熱温度の上昇に伴いコンクリート内部で徐々に熱応力による熱ひび割れが発生することを示した。また、温度上昇速度が速い場合、急激な温度変化のためにコンクリート表面に爆裂を示唆するような局所的に大きな圧縮応力が作用することが判明した。 (4)本研究課題の研究範囲ではないが、高温加熱されたアンカーボルトと同様に脆性的な破壊を示し、原子力関連施設の安全性確保の観点から考えれば研究課題と関連があるため、鉄筋コンクリート版、鋼板にて補強された鋼板コンクリート版、およびアラミド繊維シートにて補強された鉄筋コンクリート版に高速飛翔体が衝突した場合の版の挙動を調べるため実験を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)