Project/Area Number |
04J05948
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
General pharmacology
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
則竹 淳 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | IQGAP / Rho family GTPases / Cytoskeleton / Cell Adhesion / Axon outgrowth / IQGAP1 / Rac1 / Cdc42 / 細胞間接着 / 細胞極性形成 / IQGAP3 / RNAi / カドヘリン / 細胞運動 / 細胞極性 |
Research Abstract |
研究代表者の所属する研究室では、低分子量GTP結合蛋白質Rac1とCdc42の新規標的蛋白質としてIQGAP1を同定し、その機能解析を行なってきた。IQGAP1は遊走している細胞においてはleading edgeに、上皮細胞では細胞間接着部位に局在して、細胞運動や細胞間接着を制御していることを報告している。IQGAP1は、β-カテニンと直接結合し、E-カドヘリン/カテニン複合体からα-カテニンを解離することにより細胞間接着を負に制御することが報告されている。 研究代表者は、細胞間接着部位におけるIQGAP1の発現量がRNAiにより抑制されると、アクチン、E-カドヘリン、β-カテニンの細胞間接着部位での濃縮が減少することを見出したことから、IQGAP1が細胞間接着を正にも制御していることを報告した。また、IQGAP1に極めて同一性が高いIQGAP3のクローニングに成功し、IQGAP3がIQGAP1と同様に、活性型Rac1およびCdc42に特異的に結合し、アクチンとも直接結合することを明らかにした。さらに、IQGAP3の脳における発現量が高いことを確認し、免疫染色法を用いて、IQGAP3が細胞内でアクチンと共局在し、軸索の遠位部で濃縮していることを明らかにした。RNAiを用いてIQGAP3の発現を抑制すると、細胞骨格の形成異常とともに神経突起の伸長が抑制されることから、IQGAP3が神経細胞での形態形成に重要な役割を果たしていることを見出した。
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