アルゼンチン金融史研究-中央銀行創設期の検討を中心として-
Project/Area Number |
04J07222
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Economic history
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Research Institution | Tohoku Gakuin University |
Research Fellow |
佐藤 純 東北学院大学, 文学部・日本学術研究会特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | アルゼンチン / 金融史 / 世界経済 / 国際経済 / 経済衰退 |
Research Abstract |
本研究の目的は、20世紀初頭において世界有数の富国であったアルゼンチンが、なぜ急速な経済衰退を経験することとなったのかを、主に金融史に焦点を絞り、究明することにあった。かかる目的を念頭に置き、一年目は、1930年代-40年代アルゼンチンの世界市場連関・国内政治経済状況さらにその鍬システムについて研究を行った。具体的には、(1)資料の収集、(2)学会発表、(3)論文の発表、以上を実行した。 (1)については、ロンドンの大英図書館、国立公文書館(Public Record Office)において、1930-40年代アルゼンチンの通商・金融に関する資料を収集した。(2)については、別記の通り、受入研究機関である東北学院大学で開催された社会経済史学会東北部会において研究成果の発表を行った。また、この発表におけるコメントを踏まえて内容を充実させたものを、2005年4月30日開催の社会経済史学会全国大会で発表する予定であり、これについては既に学会事務局で受理され、プログラAも完成している。最後に(3)についてだが、上述の学会発表を踏まえて論文を執筆し、別記の通り・受入研究機関である東北学院大学の紀要である『ヨーロッパ文化史研究』において発表した。この雑誌は既に3月25日に発行されている。 紙幅の都合上、研究の詳細については、学会報告書、既発表論文に譲るが、冒頭で述べた目的を果たす上で課せられた一年目の課題は、上述の作業を通じて十分に果たされたと考える。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)