PCクラスタ向けネットワークインタフェースに関する研究
Project/Area Number |
04J07553
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | Keio University |
Research Fellow |
渡邊 幸之介 慶應義塾大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ネットワークインタフェース / PCクラスタ / DIMMnet |
Research Abstract |
昨年度の時点では,DIMMnet-2(FPGA搭載DDRメモリバス接続型ネットワークインタフェース)上のコントローラ内のスイッチインタフェース部が未完成であり,通信性能はシミュレーションなどで求めた見積り値であったが,本年度はスイッチインタフェースと接続してInfiniBandスイッチを介した2ノード間通信環境を実現し,ノード間での実機を用いた通信性能の評価などを行った. 実機上の測定で,2ノードのDIMMnet-2上のSO-DIMM間でのデータコピーにおいて,最大で725MB/secの片方向通信バンド幅が達成されることが確認できた.また,スイッチを介してのSO-DIMM間でのPing-Pong転送では,データサイズ8byte時のRTTが1.96usecであった.このバンド幅の数値は,スイッチインタフェース部のFIFOの設計に制限されており,バス拡張などにより大幅に向上する可能性がある. 一方,DIMMnet-2において,電気的な問題からマザーボード-ネットワークインタフェース間のバスにおいてデータ化けが頻発することが判明した.そのため,現時点では本格的なアプリケーションを用いた性能評価を行うことができていない. 前年度開発を行ったDIMMnet-2の協調シミュレーション環境に関しては,成果をまとめ,研究報告会において発表した.2006年4月に開催される国際学会(SASIMI2006)においても発表予定である. また、本年度はDIMMnet-2の前進であるRHiNETを用いたネットワークトポロジなどの実機評価についても論文誌において成果を発表した.
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)