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AIDcre knock-inマウス作製によるメモリ-B細胞の研究

Research Project

Project/Area Number 04J07599
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Immunology
Research InstitutionKeio University
Research Fellow 土井 知光  慶應義塾大学, 医学部, 特別研究員(PD)
Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
KeywordsメモリーB細胞 / AID / PI3K
Research Abstract

メモリーB細胞を標識するために、AID cre knock-inマウスを作製した。このマウスはAIDプロモーターの支配下でEGFPとcre組み換え酵素の融合タンパク質EGFPcreが発現するマウスである。このマウスにおいてAIDの発現が予想される胚中心B細胞においてEGFPcreの蛍光が観察されるか検討した結果、残念ながらEGFPcreは発現量が低いため検出されなかった。そこでEGFPcreの蛍光は検出感度以下と考え、レポーターマウスとしてcre発現によりGFPを発現するACTB-β-geo/GFPマウスを用いることにした。このマウスとかけ合わせ、cre発現細胞の検討を行った。その結果、GFP発現細胞は頻度は低いが、常に胚中心が存在するパイエル板のB細胞に限局して検出された。また非免疫マウス脾臓ではGFPの発現は検出されなかったが、羊赤血球で免疫した後には胚中心の出現に伴ってGFP陽性細胞が検出された。これらの事からGFP陽性細胞はAIDの発現と相関していることが示唆された。そこで、このマウスを用いAIDを発現した経歴を持つB細胞の生体内局在を調べた。その結果、パイエル板と共に胚中心を多く含む顎下リンパ節でGFP陽性細胞が多かった。
また、胸腺内のB細胞で高いGFP陽性率であった。一方、メモリーB細胞がホーミングすると考えられる骨髄ではGFP陽性率は低かった。これまでGFPの陽性率と胚中心の存在率は相関していたため、胸腺B細胞が胚中心を形成しているか調べたが、形成は見られなかった。また、胸腺B細胞が発現している抗原受容体はクラススイッチしたものが多く、GFP陽性率と相関した。今後、これらのB細胞のAIDの発現を調べ、胸腺B細胞がメモリーB細胞であるか検討する。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-03-31   Modified: 2016-04-21  

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