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ブラジル・サルヴァドールの憑依宗教カンドンブレにおける語りと主体形成に関する考察

Research Project

Project/Area Number 04J09660
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Cultural anthropology/Folklore
Research InstitutionHitotsubashi University

Principal Investigator

高橋 慶介  一橋大学, 大学院・社会学研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsブラジル / カンドンブレ / 宗教 / 憑依 / 精霊 / 人間主体 / 言語 / 語り
Research Abstract

本年度は、ブラジル国内におけるフィールドワーク、ブラジル国内における文献調査、そしてフィールドワークのデータの論文化作業を行った。調査項目は昨年度から引き継いでいるものの調査内容はそれを特殊化させた別のものである。研究の詳細は以下の通りである。
1.ブラジル国内におけるフィールドワーク
昨年度に引き続き、ブラジル国バイーア州においてカンドンブレの調査を行った。精霊を受けるミディアムに対する聞き取り調査を通じて、精霊との関係をめぐるライフヒストリーの収集を行い、精霊との関係とその言語化を巡る調査を重点的に行った。
2.ブラジル国内文献調査
自らの調査データと比較するために、バイーア州立大学中央図書館における同大学提出学位論文等を通じて、同地域のカンドンブレの調査を行った。特にナゴ、ケトゥ、アンゴラといった当地域におけるカンドンブレ間の系統(民族)の差異をめぐる議論に注目し、自らのデータを分析した。
3.日本国内文献調査及び研究論文執筆
研究論文執筆作業を通じて、本研究の対象である憑依宗教カンドンブレにおける人間主体の形成を、精霊を巡る語りを通じて描き出される自己という視点から研究を行った。本研究は人類学のみならず、社会科学一般というより広い学術研究における知的刺激となることを目指しているゆえ、哲学、社会学、心理学等関連諸分野における議論も積極的に参照しつつ、研究論文執筆作業を行った。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2024-03-26  

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