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免疫系を回避する新規遺伝子治療用ベクターの開発

Research Project

Project/Area Number 04J10362
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Basic veterinary science/Basic zootechnical science
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

下島 昌幸  東京大学, 医科学研究所, 特別研究員(PD)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords遺伝子治療 / ウイルスベクター / 外皮蛋白質 / 免疫原性 / 生体由来 / cDNAライブラリー / ウイルス受容体
Research Abstract

遺伝子治療におけるベクターとしては様々なものがあるが、その中でウイルスベクターは非常に高い導入効率を期待できる。しかしながら、ウイルスベクターの外皮蛋白質は"ウイルス由来"であるため、生体内で免疫原性を持つ。そのため一度ウイルスベクターを投与された個体では、外皮蛋白質に対して抗体が誘導され、二度目以降の遺伝子導入効率が低下することとなる。
反復投与が可能なウイルスベクターの開発を目指し、「免疫系を回避する新規遺伝子治療用ベクターの開発」と題した研究を開始した。生体由来でベクターの外皮となりうる分子を発現クローニング法で得るため、ヒトやサル由来の細胞からcDNAライブラリーを作製し、マウスレトロウイルスベクター用のプラスミドに組み込んだ。ライブラリーの品質を検討するため、まずはSARSコロナウイルスやエボラウイルスの受容体が作製したcDNAライブラリーからクローニング可能か検討した。SARSコロナウイルスについては、本ウイルスに対し高感受性とされるVero細胞のcDNAライブラリーを用いて受容体のクローニングを試みたが、目的とする分子を得ることは出来なかった。しかし、同じくVero細胞に高感受性であるエボラウイルスについては、その侵入を増強する細胞表面蛋白質を分離することが出来た。この細胞分子がエボラウイルスの侵入にどのようなメカニズムで関わっているかを、様々なシュードタイプウイルスやウイルス様粒子を用いて解析をした。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2024-03-26  

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