強力集束超音波による非観血的低侵襲治療システムの構築
Project/Area Number |
04J11415
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Fluid engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
吉澤 晋 東京大学, 大学院工学系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | Microbubble / Bubble Cloud / Ultrasound Imaging / HIFU / ESWL / Rectified Diffusion / Cavitation Erosin / Numerical Simulation / Rectified diffusion / Cavitation Erosion / microbubble / bubble cloud / bubbly flow / ultrasound / reduced-order model / ultrasound imaging |
Research Abstract |
単一球形気泡の体積振動に関しては,「6th International Symposium on Cavitation」において気泡振動におけるrectified diffusionにつていの発表を行った.ここでは,昨年度に構築したモデルによる計算結果について従来の近似式によって求められる量との比較検討を行ったうえで,異なる2種類の周波数の超音波を重畳させた波形を用いた計算を行い,その波形,圧力振幅とrectified diffusionによるガスの輸送量について詳細な解析を行った.その結果として,周波数重畳波形がガスの輸送を促進させることのできる気泡の大きさについての知見を得た.気泡群の挙動については,昨年度に日本機械学会論文集に掲載されたものをさらに推し進め,波形や気泡のプロパティをパラメータとした計算を行い,それらの結果をまとめて「151^<st> Meeting Acoustic Society of America」において発表を行った.ここでは,マイクロサイズの微小気泡からなる球形気泡クラウドの周波数応答や,気泡クラウドが崩壊するときの気泡の挙動について,昨年度まででわかったことに加えて,波形や気泡のプロパティを変えることによる定量的な影響についての知見が得られるとともに,崩壊挙動の機序や周波数応答の性質については違いがないことがわかった. 実験では,昨年度に行ったブタ膀胱内でのモデル結石の破砕実験の結果を踏まえて,動物実験において体内のキャビテーション発生,成長をモニタリングし,それによってそのときの実験における適切な超音波のパラメータを決定する手法を水槽実験において開発した.また,それまでの超音波結石破砕にかかる成果は「Ultrasound Medicine and Biology」誌に論文が掲載された.
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Report
(3 results)
Research Products
(15 results)