3次元MRI動画記録法と機能的MRI画像法を用いた音声言語生成のメカニズム
Project/Area Number |
04J11761
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Orthodontic/Pediatric dentistry
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
品川 英朗 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | fMRI / MRIU movie / cine / tongue / articulation / cleft lip and palate / spiral / 3D / MRI movie / brain imaging / morphometry / atrophy |
Research Abstract |
磁気共鳴画像法(MRI)を用いて、ヒトの音声言語生成のメカニズムについて、末梢・中枢の両面から明らかにすることを目的として、平成16年度より3年間にわたる計画の下に研究を行ってきた。具体的には、口唇・舌・歯・軟および硬口蓋といった調音器官が音声言語生成に際してどのような役割を担っているか、MRI動画記録法及び機能的MRIを用いて、その時間的・空間的変化を分析・解明することで明らかにしようとするものであった。 今年度はその最終年度にあたり、機能的MRI(functional MRI)を用いて、構音器官である口唇、軟口蓋あるいに歯列弓にcleftを有する口唇口蓋裂患者の発音機能を通して、調音器官が音声言語生成に対して与える影響について中枢評価を行った。すなわち口唇口蓋裂患者の発話と脳機能との関係を明らかにすることで、調音器官が音声言語生成に際してどのような影響をおよぼしているか解明した。 さらに、Univ. of Maryland Vocal Visualization LabにてMRI動画記録法を用いて、発話時の舌運動の3次元的計測法の確立を行っている。この計測法により口唇口蓋裂患者の特殊な口腔環境における舌運動の3次元的モデリングの応用に試みた。また高速画像法によって可能となったdiffusionを利用して、筋繊維のミクロなオーダの抽出に挑戦し、その筋繊維走行の3次元化モデルの構築も行い、その結果は、今後口唇口蓋裂患者の筋繊維の走行評価にも応用できるものと考えている。 さらにUniv. of Illinois Biomedical Imaging Centerにて、MRI動画記録法のシークエンスの改良および新しい画像構築法の確立を試みた研究を14^<th> International Society for Magnetic Resonance in Medicine (May 6-12,2006,Seattle, USA)にて発表し、高い評価を得た。すなわち従来使用していた心臓cineシークエンスから、マルチデータ収集法あるいはspiral法といった新しい画像撮像法を確立したことによって、繰り返し撮像の軽減、撮像時間の短縮、さらに患者への負担の軽減を実現させた。さらに臨床応用への期待が膨らんだと言っても過言ではない。 以上述べた内容は、国際学会や雑誌等で公表済みである。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)