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AIDにおける構造機能連関の解析

Research Project

Project/Area Number 04J52602
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Immunology
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

江藤 朋憲  京都大学, 医学研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
KeywordsAID / Apobec 1 / CH12F3-2細胞 / RNA編集活性 / 抗体のクラススイッチ / 体細胞高頻度突然変異
Research Abstract

我々の研究グループは、抗体のクラススイツチ及び体細胞高頻度突然変異の機構に必須であるAIDの機能解析を行うことで抗体分子の多様性が生み出される分子機構の解明を目指している。
我々の研究からAIDはRNA編集活性として報告されているApobec1と相同性が高いためにAIDもRNA編集活性を有すると考えている。また、我々以外の研究グループらの大腸菌を用いた研究からAIDはDNA編集活性を有すると考えられている.しかし、実際にはAIDがどちらの活性を有しているのかは未だ明確ではない。そこで、マウスのB細胞リンパ腫由来の細胞株であるCH12F3-2細胞を用いてより生理的な条件に近い実験系を確立し、AIDがDNA編集活性を有するのかあるいはRNA編集活性を有するのかを明確にすることを試みた。
そこで、CH12F3-2細胞に体細胞高頻度突然変異を検出する人工基質を安定に導入された細胞株を作成した。得られた細胞株にレトロウイルスによりタグ付きのAID、Apobec1を強制発現させ、体細胞高頻度突然変異が誘導されるかどうかを蛍光タンパク質の発現を指標として蛍光顕微鏡あるいはFACS解析により確認した。また、同様にB細胞株以外の細胞株NIH3T3細胞に体細胞高頻度突然変異を検出する人工基質を安定に導入された細胞株を作成し、得られた細胞株にレトロウイルスによりタグ付きのAID、Apobec1を強制発現させ、体細胞高頻度突然変異が誘導されるかどうかを蛍光タンパク質の発現を指標として蛍光顕微鏡あるいはFACS解析により確認した。また、AID、Apobec1のタンパク質の発現は付加したタグ特異的な抗体でWestern blotting法により確認した。
これらの細胞を用いて研究を行ったところ、大腸菌を用いて得られている研究結果がそのまま哺乳類細胞では再現できなかったことを我々は示した。つまり、AIDがDNA編集活性を有するという考えには再考が必要であると示した。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2024-03-26  

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