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分裂酵母網羅的遺伝子ネットワーク構築と染色体制御遺伝子の同定

Research Project

Project/Area Number 04J84503
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Genetics/Genome dynamics
Research InstitutionKyoto University
Research Fellow 中村 隆宏  京都大学, 生命科学研究科, 特別研究員(PD)
Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords分裂酵母 / 染色体 / 遺伝的相互作用 / ネットワーク
Research Abstract

我々は多数の分裂酵母温度感受性変異株を遺伝的に解析することにより原因遺伝子の解明および変異遺伝子制御因子の発見、その中でも特に染色体制御に関わる因子の発見を目指している。300株の変異体に分裂酵母ゲノムDNAライブラリープラスミドを形質転換し、239株に関して温度感受性を相補するコロニーの取得に成功した。温度感受性が相補された7426個のコロニーからプラスミドを回収しDNA配列を解析することにより628種類のプラスミドが取得されたことが明らかとなった。1株当たり2.6種類のプラスミドが得られており、当初の目的通り変異原因遺伝子とその制御因子が多数取得されている。プラスミド上には複数の遺伝子が含まれるため、それぞれどの遺伝子が温度感受性を相補するかを決定する必要がある。現在までのところ450種類のプラスミドに関して温度感受性を相補する遺伝子の確定に成功している。この結果、Gタンパク質関連因子・ファルネシルピロリン酸シンテターゼ・2C型プロテインホスファテースなどが様々な遺伝子と遺伝的相互作用を示すという新しい遺伝子ネットワークが明らかとなった。また、染色体制御に欠損を示す温度感受性変異株から様々な遺伝子が遺伝的相互作用を示す因子として取得された。これらの遺伝子にはすでに染色体制御に機能することが報告されているものも含まれていたが、それに加えて機能未知の遺伝子やこれまでは染色体制御以外の機能を果たすと考えられていた遺伝子なども多く含まれていた。このことは本研究によって新規の染色体制御因子が多数同定されたことを示している。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-03-31   Modified: 2016-04-21  

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