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線虫・C.elegnsにおける基底膜の発生遺伝学的研究

Research Project

Project/Area Number 05263219
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Institution佐賀医科大学

Principal Investigator

城 圭一郎  佐賀医科大学, 医学部, 助教授 (90124809)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywords線虫 / 基底膜 / ラミニンA
Research Abstract

初めに、得られているepi-1遺伝子クローンの塩基配列解析に必要な制限酵素地図の作成を行った。このクローンがもつ約13kbのゲノムDNA上で、EcoRI、KpnI、XbaIの認識部位の位置を決め、これらを利用して塩基配列解析を行なった。現在までに、遺伝子の3´下流域を含めて9kbの塩基配列が得られている。遺伝子配列内には、いくつかのイントロンが同定され、それらの大きさは最小で50bp、最大で160bpと、他の線虫の遺伝子の場合と同様に、小さなものばかりであった。
このクローンのDNAをプローブとして線虫のcDNAライブラリィをスクリーニングし、多数のcDNAクローンを得た。これらのクローンのうちで最大のものの塩基配列を決定した。このクローンにはポリA配列があり、この配列を除いて4558bpの配列から成っていた。この大きさは、mRNAの全長の半分の大きさである。この配列にコードされるアミノ酸配列をすでに報告されているマウスのラミニンA鎖のそれと比較した結果、その配列はこのタンパク質のC末側半分に相当していた。この二つの配列のホモロジーは25%程度であったが、マウスの配列内でタンパク構造に重要と考えられているアミノ酸は非常によく保存されていた。
得られたcDNAクローンの中には、その制限酵素地図が部分的に他のクローンと異なるものがいくつか存在していた。それらは、ひとつ(#22)を除いてクローニングアーティファクトであった。残るひとつのクローン#22について、オルタナティブスプライシングの可能性を考えて現在解析を進めている。
epi-1の新しいmutant alleleを分離解析中であるが、めざすnull alleleはいまだ得られていない。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2019-02-28  

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